火災保険の保険金額は建物の1.6倍に設定(一棟目の火災保険検討③)

2015/12/19

保険

t f B! P L
先日の記事で、火災保険を検討する際に、
以下の3点について考慮したと記載しました。
①オプション等保険の内容
②支払い額
③保険金額

今日は、前回書けなかった
③保険金額
について、私が選んだ内容と
その理由を記載します。

③保険金額


火災保険は、建物が火事等で損害にあった際に、
その建物を補修、場合によっては建て直すために、
その金額を補填するための保険です。

※ここでは単純化するために
 家財については考慮しません。

つまり、通常は保険対象の建物と
全く同じものを再建築するのに必要な金額を
保険金額とします。

ただ、我々不動産事業を行う者が
気をつけなければいけないことが2点あります。

・地震保険
・家賃


地震保険は、火災保険の半分しか受け取れません!
つまり、建物建築費と同額の保険金額とした場合に、
地震が原因で、極端な話アパートが倒壊した際に、
保険金額をもらおうとすると、
以前と同じ建物を建てるのに必要な金額の
半分しかもらえず、
保険金だけでは建て直しが出来ないのです。


そして、不動産事業の場合、家賃収入がローン返済のあてのはずです。
地震で建物が壊れ、人が住めなくなって、
家賃収入もなくなるのに、
ローン返済はやってくる。

…破綻しかないですよね。
非常に怖いです。

投資として始めた事業で破綻するリスクは、
正直許容できません。


そこで私は少しでもそのリスクを保険に転嫁するために、
保険金額を可能な限り上げることにしました。


私が契約した火災保険の場合、
実際の建物費用に対して、
最終的に保険金額は1.6倍にすることが出来ました。


つまり、地震保険としては、
建物の1.6*0.5=0.8(80%)を
保険金額とすることが出来ました。


これで、もし本当に地震が起きた場合に
建物の再建築、
もしくは土地売却を行って、
売値とローン残額の差額に保険金を充当する
といった複数の選択肢を持ちながら、
破綻を防ぐことが出来ると考えています。



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